
「アンティーク」とは、もともと1870年頃まで古代ギリシャ、ローマの遺物に対して使われた単語でした。
その後上流階級の間で行われていた欧米の美術品・宝飾品などをを含む物品の売買が、新興富裕市民層にも浸透するようになると工芸品などにも範囲が広がっていきました。
現在「アンティーク」と言うと、純粋に法律上では輸入関税に関する法律で 「製作後100年を経た物」に限ると定義され関税額を決定する基準となっています。
しかしそれはあくまで法律での話で、英語ではおおまかにアンティークの中に次のような区別がされています。
ラビシュとは原語的に言えば、ごみの意味ですが、中古のテレビとか古着などリサイクル商品のことです。
ブリックアブラックも同じような意味です。
ジャンクとは1940年以降に作られたものに対して使われ、それ以前のものに一応アンティークという言葉が当てられているようです。
というのも第二次大戦を境に大量生産が定着し、物の作り方に関して大きな意識の変化があり「稀少性」「一品の価値」が変わったと言えます。
歴史の流れの中できちんと区別されていくというのはやはり欧米の文化らしいのですが、前記のような区別も今ではだんだん曖昧になってきています。